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4月
2005
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延着証明ください―
残念な事故が起きたものです。この記事を読んでいて、本当に目頭が熱くなりました。ついつい死者数ばかりが目にとまりますが、その悲惨な状況や新聞に掲載されているなくなられた方々のエピソードなどを読むと、いたたまれなくなります。沈痛です。結婚して子供が生まれてからだろうか、こういったことに心を動かされるようになった気がしている。感受性が豊かになったと言えるかもしれない。
1分半の遅れを取り戻そうとしたのでは、と言われているが、それを聞いた時になんとも言いがたい複雑な感情が湧いて出た。明らかに怒りの感情などではなく、どこか運転手に同情するような気分になったのだ。大勢の乗客の命を預かる仕事である以上、安全が最優先でならなくてはいけないのは言うまでもないことなのだが、では乗客である私は、果たして電車が遅れる度に「急がないから、安全に注意して欲しい」などという気持ちでいられるだろうか。定刻遅れながら制定速度を遵守して走る電車に「ぉぃちょっとは慌てろよ」とか思わずにいられるだろうか。
安全に運行されていることが、関係者の不断の努力によって積み上げられたものであるにも関わらず、それが当然であるかのように(鉄道会社からすると当たり前でなくてはならないのだが)、そこにアグラをかいたうえ、急かしているのは私達ではないか。当初感じた、その複雑な感情は、おそらく自分の思い上がった考えを反省する気持ちも混じって湧いて出たんだろう。
亡くなられた方々のお悔やみ申し上げます。
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