バリュースタイル!

最近買った、よき書籍を久々にご紹介。どれも値が張ったが良い買い物だった。
賢明なる投資家 世界屈指の米投資家バフェットが師と仰ぐ、「バリュー投資」の生みの親、グレアムの「賢明なる投資家」。一体、初版はいつなんだ!と再び本を開くと「初版は1950年初め」との一文が見つかった。こりゃ古い。表紙の写真など、もはや「肖像画」に近いものがある。なるほど、しかし、流行り廃りが激しく、中には一種オカルト的なスメルすら感じさせるようなチャート分析などが錯乱する分析手法の中で、半世紀以上経った今でも版を重ねて読まれているというのは、「基本」でありながら、またそのことを皆が認識しているにも関わらず実践できていないということか。一読の価値アリと思い読み進めたが、やはり例が古く(60年代の米国市場など例に出されても「想像」することすらできない)、少々読むのに難ありといった感じ。もとい、正直読むのがツラかった。。

ウォール街のランダム・ウォーカー 「株価の動きは酔うたオッサンの千鳥足と同じ(かなり意訳)」というランダムウォーク理論を趣旨とした「ウォール街のランダムウォーカー」。こちらは30年前の初版だそうだ。前述の書籍と併せて、もはや教科書的存在のようだ。本書籍名は以前より何度か目にしたことがあり、たまたま「新版」と書かれて平積みされていたのを機に購入。少々強引な主張と受けてとれる箇所がなくもないが、「日々の値動き」を気にしないようにするのに、かなりのエネルギーを消費する私のような小心者にはマクロ的、中長期的視点へと視野を広げてくれた本書。面白かった。

ビジネスゼミナール 証券分析入門 「ビジネスゼミナール」のシリーズはよく書店で目にするのだが、本書は見たことないなと思っていたら1週間ほど前に発売されたばかりのようだ。「グレアムの理論を今日の日本市場に当てはめたら・・・」との文言を目にして即レジへ直行(ジャケ買いならぬオビ買い)。これはホントに「教科書」。証券分析で良く使われる計算手法(といっても分散、標準偏差とか、現在価値への換算とか)を丁寧に説明してくれている。「雰囲気で理解(私の知識の多くはこれだ)」していたものが、いまさら本書によって明確になってきた、まさに目からうろこ。まだ全てを読みきっていないが、後半の実践的な内容が楽しみだ。うむ私はやっぱり短期より長期投資の方が向いているなきっと。

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