10月
2005
びっくりしたね
自分の子供が柱にアタマをぶつけました。
外傷はなく、タンコブもなく、ただぶつかっただけという状況。
さて子供に最初になんと言葉をかけますか?
選択肢としては「痛かったね、大丈夫?」という優しさ溢れるパターンと、「んなもん大丈夫だ」と厳しくあたるパターンがあろうか。
私の場合は、後者だし、私自身もそう育てられてきた。
しかし、最近よく口にするようにしているのが「(それは)びっくりしたねぇ」というリアクションを最初にとることだ。
当然子供としては、デフォルト甘えるようにできているため「痛かったね、大丈夫?」という親のリアクションに対し「痛い」とさらに甘えるか、「大丈夫!」と自立心を誇るかの行動に出るのだが、以前、保育士の資格を持つ妻が「びっくりしたねー」と声をかけているのを気に入って使うようにしている。
もちろん外傷がなく、親の目から見て、明らかに「大丈夫」であることが明白であり、まだ子供が一言も「痛い」と発していない場合だ。
「痛かったね大丈夫?」「痛い」「よしよし」という一連のやりとりは、外傷がなく明らかに「大丈夫」なはずである場合、少々オーバーであるし甘やかしている感じがする、まして本当は痛くない場合などは、痛かった?と聞かれることで突然痛みを感じる(思い出す)糸口を与えてしまう。
かといって「大丈夫だ」と子供の話を聞くことなく勝手に上から決め付けてしまうのも、あまりよろしくない。「びっくりしたね」であれば、子供の心情を伺いつつ「痛くない、大丈夫だ」というメッセージを暗黙のうちに子供に伝えられ、子供の話を聞いてやる余裕も確保できる。それでも子供が「痛い」と訴えるならば、真剣に見てやって安心させてやればいい。
子供と接するのに、あまり理詰めで望む必要はないと思うのだが、このフレーズは良いと思ったので書いてみた。
たまには子育て論を語るのも悪くない。
Related posts: