ケトン、ケトン。
昨晩、夜中に聞こえるは、まるで水がしたたるような音。キッチンの蛇口の閉め具合が悪かったか、妻がメールでも送信しているのか、そんな風にしか思っていなかった。「いや、妻はもう寝てるしなぁ」なんて楽観は、自分でのある「気付き」によって覆された。
そうだ、フロを追い炊きしていたのだ。 それも、、、2時間も前からだ!
慌ててダイニングから廊下へ飛び出す。10℃を切るはずの冬の夜なのに、廊下はダイニングよりも温かい。ムアッとした熱気が風呂場へ続く廊下から降りかかり、廊下の天井には水滴がしたたっている。そのまま風呂場へ向かい扉を開ける。
開けるなり湯気、いやもはや「蒸気」と呼ぶべき熱風に襲われる。サウナなんてもんじゃない、こもった蒸気が熱くて目も開けられない。いつもは「コッコッ」と追い炊きの音しか聞こえないはずが、浴槽が本当にゴーゴーグツグツいっている。すぐガスを切ったのだが、グツグツいっているのは、まさに沸騰に近い。く、空気が熱い。
どこか「手に負えない」事態になっていないだろうか。
ダイニングと廊下との間の扉は閉めたまま、換気扇と玄関を全開にして湯気を逃がす。廊下の水滴は手の届く範囲でバスタオルで吸収。浴槽のフタは熱で「ひん曲がっている」が、これはどうしようもない、応急対応としては完了だろうか。。。
否、まだだ。
自宅の換気扇は、浴槽とトイレが同じダクトを利用している、その足でトイレに向かうと、同じくさっきの熱風「第二波」に襲われる。なるほど廊下に逃げた浴槽の湯気は、全てトイレ経由だ。トイレは廊下よりもひどく、蒸気が天井で再度液化し滴り、床は「浸水」と呼べるレベルにまで達している。
「冬場も安心!お年寄りにはツラいトイレと風呂場のヒンヤリはこれで解決」
なんてね。
急いで吸水。他は、他に確認するところはどこだ。まだ湯気が逃げない、いっそのこと寝室を除いて家中を全開にするか、いや、万が一、火災報知器でも反応したら大変だ、たぶんしないが。玄関から外に逃がす方が、、、外だ。玄関から煙みたいに湯気が逃げてたら「通報」されるじゃないか!慌てて外に飛び出すと、幸い廊下灯の具合で湯気が大量に放出しているのは目視できそうにない。これで安心だ、湯気を逃がして冷えれば、ひとまず事態は収拾できる。家に戻ると、なぜか廊下がまたビチャビチャだ。なぜだ!あれだけ拭き取ったハズなのに。…oh、玄関を開けたために室温が下がり、逃げ切れていない蒸気の液化が加速している。天井も壁も水滴だらけだ。
「湿気に強い、日本の木造住宅。」
残念ながら昭和バブル期の鉄筋ファミリーマンションだ。
家が「呼吸」する訳ないだろうが。しかし、吸水作業さえ続ければ、なんとかなりそうだ...
今朝「昨日フロ沸かした?」の妻の声に起こされ、顛末を話した後、ひどく怒られた。
あまりの熱気に感じなかったが、まさに「ヒヤリ」な出来事だ。
ってこれって前の日記の続きじゃない?
カラ焚きにならなくて良かったな。下手すると風呂設備総取替えなる可能性もあるし。
冬は乾燥の季節なのでお互い気をつけましょ。
最近、多いフロネタでございます。
ある意味「空焚き」の方が始末いいかも..
と思えたのは、すなわち末期症状です。