少し古いのだが、日経ビジネスの2006年7月10日号の特集「日米欧総力取材 格差の世紀 Global Gapitalismを誰が止めるか」を読みながら帰宅する。掲題は、その最後のコーナーのタイトルである。
当記事といい、フラット化する世界といい、うちの会社でも注目度急上昇中のオフショアリングといい、「グローバル化」とそれに伴う「格差拡大」の話題に目を背けずにいられない。
なんだろう、よもすれば心拍数が上がりそうなくらいの危機感と、一体自分にとって仕事とは何なんだろうという疑問、自分の子供が成人するような時代には何とか住みやすく幸せな国や世界になってもらいたい(あるいは、したい)と願う気持ち。
この先、足を踏み外したら即時に低階級に雪崩落ちるのではという不安と夢のなさは、意欲に欠きヤル気のない若者への責め言葉として使われる「甘え」などでは決してないハズだ。
地理的制約、時間的制約を取っ払ったIT技術を用いた職の中で、私達の仕事において取り除けない制約とは何か。代替不可能な要素とは何があるのか。まずは、きちんと整理して、自分なりの拠り所を見つけておく必要があるかも知れない。