1

嘘つき雪山リベンジ

昨年急遽仕事でスキー旅行をキャンセルして
娘から嘘つき呼ばわりされた忌々しい出来事から早一年。
来年こそは家族揃って参加を心に誓い、
ここ1ヶ月は最高に忙しい中でも土日出勤、お泊まり仕事も組み合わせ、
今日に備えてきた。
夜会社から電話があり、いきなり緊張が走る。
ミティ(私が勝手に付けたお客様の識別子)がコールバック希望とのこと。
本番切替前の残作業リストに急遽最優先事項追加らしい。
ここまで来たら、てか雪山に行けるなら、嘘つきの汚名返上のためなら
そらもう何でもやりますよ。徹夜だって何だって構いやしない!

2

ゴーロクニ

「ゴー・ロク・ニーやで!」
暖かい陽気に誘われて、自転車に乗って買い物に行こうと娘を誘ってみた。娘はコマ付き自転車に乗るが、彼女の道路運転はまだ危なっかしいので私は徒歩だ。
コーナンで、六角レンチや大型ドライバーなどが入った工具セットを購入。自転車を直したり、スノーボードを調整したりするのに、家にまともな工具がなくて困っていたのだ。これがあれば、家でも、ちぃとは父親らしいこともできようか。
さて家に帰ろうかとした時、娘の自転車のチェーンロックを外そうとした際に娘が大声で発したのが冒頭のセリフ。
うむ、番号は私も知っているのだが、娘よ、よく聞け。私は「教えてくれてありがとう、次回は次の点に注意しよう」モードで話しかける。
「あまり大声で叫ぶと、彩ちゃんの自転車を盗ろうとする人に番号が聞こえてしまうで」怪訝そうな目で聞いているが理解してくれたようだ。
「ぅん、わかった、(小声で)ゴーロクニーやで。」おう、せやから番号は知ってんねんてば。
帰り道、面倒くさいので弁当屋で昼飯を購入。なかなか開錠しないチェーンロックと格闘している最中、突如、娘が「ねぇお父さん」と周りをキョロキョロしながらつぶやく。その顔はちょっとした何かを感じさせる。思わず「言いにくいことを言ってくれてありがとう、相談乗りますヨ」モードでしゃがんだ私に娘が耳元でささやく。
「(ゴーロクニーやで)」
ダー、分かっとるわ!なんでオレは3桁の数字がいつまでも覚えられない人になってるねん!番号は分かってるけど、こいつがうまいこと動かんのやんけ、アホか、オレはアホの子か!

雪山、良き山

4、5年ぶりにスノボに行ってきます。
夜行バスで1車中泊2日の強行軍。充電満タンのipod、暇つぶし用の司馬遼太郎、転けた用のケツパッド。
あ、ゴーグル忘れた気がする。
…うん、自信ある。

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