作文なき世界

私は作文と読書感想文が大の苦手だ。

それがこうして、稚拙な文章をインターネットを通じて全世界に発信してしまっているんだから、私のMッ気が「よほどどうかしてる」か、(ないと思うが)コンプレックスに対する努力の軌跡だと言えるかも知れない。極力、後者だと信じたいが。

苦手と明言するのは、小中学生の時にそのテの宿題に散々悩まされた思い出に起因している。テストでもないのに、静まった教室でコツコツと鉛筆の音だけが響く教室。表題と自分の名前を書いた原稿用紙を前に、毎回20分ほど固まっていた覚えがある。爪を噛んで、貧乏揺すりをして、時計を見ながら、頭の中では堂々巡りを繰り返している。

そう思い出すと、今こうしてブログ編集画面での光景と何ひとつ変わらない。違うのは「書けない?」と話しかけてくる教師がいないことだけだ。「いや、書こうと思わないんです。」私がそんな卑屈なことを発しない子供でなくて良かった。

読書感想文は、さらにお粗末だ。

そもそも感想文て何だ、「どう感じましたか」と、何回、それがどんな聞き方で問われようとも答えは変わらない「いや、主人公は可哀想やなと思いました。」そう、これだけでは、タイトル、自分の名前、本文を含めて3行で済む。おそらく時計も5分程しか経過していないハズだ。ああ思い出すだけで面倒臭い。大人になって嫌なことも多いが、作文と読書感想文が強要されない世界は、なんと素晴らしいのだろう。
現実逃避へ向かう内部的圧力が強く、長文をもって「作文が嫌いだ」と、なんとも矛盾した、しかも何が言いたいのか分からないままのエントリを書いてしまった。唯一言えるのは、私のMッ気が「よほどどうかしてる」ということになろう、いや繰り返すがそうでないと信じたい。

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