401kへの加入に悩む

勤め先の会社で401k(日本版401kプラン)が始まるようだ。詳しい用語の解説は文末のリンク先に委ねるが、要は自分の退職金を、所属する企業ではなく自分で運用するという年金制度である。当然、運用に失敗すれば給付される額は少なくなるし、うまく運用できれば、旧来の制度で支払われるべき額よりも多くの額を手にすることができる。
ここで焦点を当てたいのは、能動的であれ受動的であれ必然的に「資産運用」や「投資」のフィールドに身をさらさなくてはいけないということである。突然ベンチから「はい、みなさーんこちらです」と言われて連れてこられて競技場に立たされる、しかもプレイヤーとして。だったら、何の競技がどのようなルールで行なわれるかを知っておくこと(少なくとも関心を向けること)は、最も重要であり、まず初めに取り掛かるべきことだ。一度に書ききれなさそうだが、私の理解と考えを綴ってみたい。調べきって書いてないので、ご指摘あればお願いします。
妻にこの話をしたときに、まず最初に口にしたのが「定期預金でえぇわ」であった。確かに「投資」を避けるには元本保証は格好のマジックワードだ。しかし、利率が良かろうと悪かろうと、物価の上昇率よりも、その商品の利率が低ければ、結果的に損をしていることになる。これが、この競技場で勝ち負け(損得)を決めるルールなのだから恐ろしい。もちろん、それでも良い、そんな勝ち負けは気にしないという考えであれば、この先は必要ないかも知れない。
まず、そもそも退職金とは労働の対価として労働者に支払われるものであるということは意識しておきたい。つまり支払われるタイミングの異なる給料だと捉えることができる。旧制度では金額を会社側でプール(引き当て)されていた。もし会社の経営が困難になり債務超過に陥ったとき、退職金に相当する額が労働者に支払われるという保障はない。しかし、新しい制度では個人管理下に資産が移されるため、会社の状態に係わらず既に支払われた退職金相当額は保全されることになるのが、仕組みとしては大きな変更点だ。
私たちはまず確定拠出年金制度に加入するか、加入しないかの選択を迫られる。極端に本質的な違いを言えば、労働の対価をそれが発生した都度支払いを受ける(加入しない)か、後払いにするか(加入する)という違いである。ただし、その間には税金の支払いにおいて大きな差が存在する。やはり書ききれない、これ以降は次回にしたい。

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