10月
2007
EFL(エコ・フロ・ライフ)の限界について
我が家(賃貸)の風呂が壊れた。ここ数年、火力調節は問題ないものの、湯沸かし器の元にある火力調整(3段階トグル式)が動かず「2」に固定されたままになっていた。夏は一番冷たくしても熱めで、冬は一番温かくしてもぬるいという仕様だ。それが今年も寒くなるにつれ、どうも「例年より」温度が上がらず、とうとう家族会議にて「こんなぬるいシャワーが浴びれるか」と議題に上るようになった。「ガスの消費量が少なくて済むから『エコ』」などと自分を騙すことも難しくなってきた。娘に至っては「温かいお風呂に入りたい」と何とも惨めで哀れな発言を繰り返している。
そもそも、うちの賃貸の家はファミリー向けマンションで、いかにも「高度成長期」らしい昭和の臭いを感じさせる。背景にオープン期の万博公園が映っていたとしても、なんら違和感のない景観だ。そんな家の風呂だから、当然バランス釜と呼ばれる浴槽の脇にメカメカした風呂釜が設置されており、バルブを開けたガスに対しハンドルをカチカチ回して起こした火種を着火させるなんとも「レトロ」な仕様なのだ。同年代の人間なら、人によってはこんな湯沸かし器を「知らない」可能性すらある。
先週末にガス会社に調査に来てもらった。風呂釜を開けて中を見るなり、「うーんーー」とうなって固まってしまった。次に発せられたのは「・・・きっついなぁ」である。何だかよく分からんがキツいらしい。だいたいこのテの風呂釜の寿命が10年、もって12、3年らしいのだが、うちの釜は製造が90年。すなわち17年近く使っていることになる。何だかよく分からんがキツいのもうなずける。
で、家主の了承を得て、取り替えることになった(修理できない)のだが、問題は数日やそこいらで風呂が直らないことである。最低でも必要な物品の調達に二週間を要するとのこと。夏の暑い時ではないとはいえ、二週間風呂がないと困る(逆に夏なら水でシャワーを浴びても良いのだが)。
ひとまず今日は帰宅際に銭湯に行って露天もサウナも十分に満喫してきたのだが、手持ちのカードが「銭湯」一枚では、あまりに心もとない。
案1:会社にある宿泊用施設の風呂を使って帰る。なかなか気分的には最悪のカードだ、鞄に「お風呂セット」を忍ばせて毎日出社なんぞしたくはない。案2:妻の実家、もしくは妻の祖母の家の風呂を借りる。これは妻と娘には非常に強力なカードだ。しかし、私はなんだか気を遣うのと、そもそも平日は「風呂貸ぁーしてぇー♪」などと家に上がりこめるような時間に帰宅していない。案3:パス。2,3日風呂に入らずスキップする、うわ斬新ッ。案4:水風呂。これはパスする以上になんだか屈辱的だ、負け犬感が拭えない。
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