ロストジェネレーション―さまよう2000万人

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ロストジェネレーション―さまよう2000万人

ロストジェネレーション―さまよう2000万人
朝日新聞「ロストジェネレーション」取材班 
朝日新聞社出版局
ロストジェネレーション―さまよう2000万人(Amazon.co.jp)

現在、25~35歳にあたる世代はおよそ2,000万人いるそうだ。朝日新聞の当取材班がこの世代を「ロストジェネレーション」と名づけ、その不遇とその中での苦悩や奮闘を追いかけて綴っている。ようやく景気回復の兆しが見え始めた世の中だが、これらの世代は、最も景気の良い時代に生まれながら、バブル崩壊後に続く戦後最長の景気停滞期に社会人となり、終身雇用や年功序列、年金制度崩壊などそれまでの社会システムが大きく崩れ去るさなかに社会に放り出された世代であると述べる。
時代の谷間の深さや、そこで彷徨う様子が描かれた後には、身についた自己防衛の術、横並びでない自分らしさの追求から、彼らの挑戦や次の時代につながる人生観などが徐々に浮かび上がってくる。

一連の格差社会を論じたものとカテゴライズされてしまうのだろうか、自分が年齢的な意味でこの世代の中心的ポジションにあることから感慨深いものがある。自分の世代が「損」だとか「得」だとか、「上の世代が悪い」とか「やっぱ自分が悪い」とかは、できれば一切判断したくない。たとえ「おまえめちゃイジメられてるやん」と気付かされても、そのヤな経験でも、そこから学んだ強さは大事にしたいというような矛盾をはらむ感覚。悪く言えば「誰も信用できない」良く言えば「誰にも頼らない」そんな表現が飛び交い倒錯する時代のど真ん中に自分の身がおかれていることがハッキリと認識できる。

この時代に合った「生き方」を誰よりも模索し、確立して、新しいお手本のひとつとなりたい。今まで当たり前であった常識が全て覆るようなこれからの時代に、「あんな大人になりたい」と思ってもらえるような生き方をしたい。

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このページは、ohbatchが2007年8月11日 00:27に書いたブログ記事です。

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