脳と心の洗い方

|
脳と心の洗い方~「なりたい自分」になれるプライミングの技術~

脳と心の洗い方~「なりたい自分」になれるプライミングの技術~
苫米地 英人 
フォレスト出版
脳と心の洗い方~「なりたい自分」になれるプライミングの技術~(Amazon.co.jp)

「洗脳」に詳しい脳機能学者による自己洗脳に関する一冊。洗脳への興味は丸っきりないのだが、ある方が「人が自ら判断している(と思い込んでいる)もののうち、実は8割9割は親の影響を受けている。自身の思考パターンはオリジナルではないという考えが興味深かった」と紹介されていたのを受け購入、読了。

物事の真偽や善悪はおろか、判断基準となる価値観までが、ゼロから自ら生み出されたものではないというのは、少々ショックだった。おそらく、その親の時代で共有されてきた価値観などの多くも、私に大きな影響を与えているのだろう。きっとそれは「文化」と呼ばれているものに違いない。つまりは、先入観や偏見も、人間が根源的に持つ生命への危険に関する意思判断以外は、きっと後天的に(良くも悪くも)洗脳された結果に過ぎないのだろう。

親の古くなったルールブックだけでなく、CMや雑誌や新聞などによるリアルタイムなバイアス圧力にさらされている。そう考えると「これっていいやん」「これはダメやろ」という価値観の判断理由をじっくりと吟味してみる必要があるだろう。誰かが作った既成の枠組みの中で毎日の生活に「押し流される」中では、自分自身のあり方を見つけたり、求めたりすることは難しい。

確か「現象学」かなんとかでこんな話があったはずだ。あそうそう、フッサール。よし、次に読む本はこいつにしよう。

このブログ記事について

このページは、ohbatchが2007年9月 2日 17:36に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「暗号解読」です。

次のブログ記事は「“働く”をじっくりみつめなおすための18講義」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.12