脳と心の洗い方~「なりたい自分」になれるプライミングの技術~
苫米地 英人
フォレスト出版
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物事の真偽や善悪はおろか、判断基準となる価値観までが、ゼロから自ら生み出されたものではないというのは、少々ショックだった。おそらく、その親の時代で共有されてきた価値観などの多くも、私に大きな影響を与えているのだろう。きっとそれは「文化」と呼ばれているものに違いない。つまりは、先入観や偏見も、人間が根源的に持つ生命への危険に関する意思判断以外は、きっと後天的に(良くも悪くも)洗脳された結果に過ぎないのだろう。
親の古くなったルールブックだけでなく、CMや雑誌や新聞などによるリアルタイムなバイアス圧力にさらされている。そう考えると「これっていいやん」「これはダメやろ」という価値観の判断理由をじっくりと吟味してみる必要があるだろう。誰かが作った既成の枠組みの中で毎日の生活に「押し流される」中では、自分自身のあり方を見つけたり、求めたりすることは難しい。
確か「現象学」かなんとかでこんな話があったはずだ。あそうそう、フッサール。よし、次に読む本はこいつにしよう。
