4月
2009
Web開発者のためのRSS & Atomフィード
Web開発者のためのRSS & Atomフィード
ベン ハンマースリー
オライリー・ジャパン
Web開発者のためのRSS & Atomフィード(Amazon.co.jp)
以前から興味があり、ずっと読みたいと思っていたのが先延ばしになっていた、多少仕事の関係上で興味が再燃し購入。そういやXMLも名前空間もURIも何だったか忘れかけてきていたので復習にもちょうど良い。
「RSS」なり「RDF」について耳にしており、なんとなく知っていたものをきちんと学ぶことができた。バージョンの違い(RSS1.0、RSS0.91-2.0)による仕様策定グループの派閥による論争や、各派閥の設計思想なども書かれた歴史の部分は読み物としても興味深い。XMLサブセットの設計思想自体あまり目にすることがないのに、派閥論争にて各主張や思いが対比して語られるものだから、非常に勉強になる。うむうむ。読んでいる人が「何言ってるかわからない」ことは気にせず言おう、このサイトではAtom配信を行っているが、思想的には私はRSS1.0を支持したい。
なんといっても、RSSを配信するのみならず受信時の考慮点・マナーに関する記述や、自宅サーバの監視にRDFフィードを利用するなどの応用例などは、とかく「新しいモノ好き」な私をワクワクさせるには充分な内容だ。さらにインターネット技術の最先端である「セマンティックWeb」の申し子であるRDF(=RSS1.0)については、セマンティックWebの目指すところは明記はされていないが、うっすら読み取ることができ、時代に「しがみつく」ことができたかな、といったところか。
まーしかし、好きだから名前空間が3重にも4重にも定義されているXML文書サンプルを読んでもまだ苦にはならない(興味ベースで乗り切れる)が、これが仕事として「しなくてはいけないこと」になった瞬間に、熱は一気に冷めてしまうのが世の常か。いや、「世の常」ではなく「我が常」か。
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